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ヤズのお刺身で博多の郷土料理を作る
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作成日時 : 2008/11/30 01:33
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博多の郷土料理にお刺身をしょうゆベースの甘辛いたれとゴマをたっぷりまぶして食べる、というもの。一般にはサバを使うことが多いようです。通称・ごまサバ。品種としてのゴマサバではなく、料理に使うごまと鯖をかけて「ごまサバ」と呼ぶようです。わたしはコレが好きです。これまで何軒ものお店で食べて、家でも作れそうだな、と思って挑戦することに。
ただ、鯖が入手できなかたので、ヤズ(ブリの子ども?)を使うことにしました。ちなみにとても大きかったのに、1尾250円! ビックリしたのと同時に即お買い上げ。そのヤズを半身使って作ったのが、ごまサバならず、ごまヤズ。
簡単でかーなーりオススメです。
ごまヤズ
いつもなら材料と作り方を書くのですが、あまりにも簡単なので、書き出すのもちょっと…。あくまでも参考です。ほんとうの作り方は違うのかもしれませんが、あくまでもここはオモテ流だとわりきってください。
わたしは大さじ1のしょうゆとみりんを混ぜ、そこにお刺身を加えて「ヅケ」にし、食べる前にあわせて大さじ1
すりゴマと炒りゴマ(それぞれ白)を和えて完成。
芸術の秋をやってきました。知人に「こういう個展がありますよ」と教えてもらい、ふらふらと観にいってきたのが、山本じんさんの個展です。
会場に一歩は行った瞬間に、その場の空気が山本さんの作品に(作品に、ということは山本さんご自身に、といってもさしつかえないと思います)支配されていることを肌で感じました。展示されていた作品は立体や絵画だったのですが、もうなんともいえない世界が広がっていたのです。もうそれは鳥肌モノ。一言で表現するのはとても難しいのですが、敢えて言葉を選ぶなら、その世界はまさに
妖艶。
どの作品も、なまめかしくつややかな光を放っているかのようでした。ひとつ、ひとつの作品を「ふぅ」とか「ほぅ」とか「はぁ」とかため息をつきながら拝見しました。
その作品のモチーフというか、テーマになっているのが「纏足」だったのです。纏足。てんそく。女性の足を小さく、小さくとどめておく、という中国の古い風習です。その風習のそものを意味することもあれば、足を小さくする行為を意味したり、小さくした足をさすこともあるとか。
わたしも「纏足」の風習くらいは知っていました。作品を見ながら「確か、小さな足の女性を美人だって考えていたんだよなぁ」とか「女性を逃げ出さないようにするためだったかなぁ」とか、薄らぼんやり考える程度の知識ですが。
でもね、その作品を観ていて、纏足ガ実にエロティックだと気づいたのです。そのエロティックさと、わたしの薄らぼんやりした知識の間にずいぶん温度差があって、帰宅後、とても気になってしまい、早速調べてみました。
まず、纏足について。知っていたのは、言葉と表面の一部だけだったんです。
纏足って、単に足のサイズを小さくするだけじゃないんですね。3〜4歳の女の子が、その手術(?)の対象になります。まず、足を温めます(しめたばかりの鶏の腹に足を入れて温めた、という記述もありました)。それから足を洗い、足の指を裏側&内側にグイッと曲げます。このとき、足の指はバキバキッと折れます。むしろ、足の指を折ることが目的です。その後、固い布でグルグルに足を巻いて固定します。骨折をしたことがある人はわかると思うのですが、骨が折れると腫れます。ものすっごく。でも、布が足を押さえつけているので、腫れた足はさらに痛むのです。でも、そこで子どもを座らせません。わざと足を使わせるのです。当然、足はますます痛み、膿み始めます。膿むだけじゃなく、腐敗します。すると、布をかえます。でも、それは痛みを軽減するためではなく、さらに足を小さくするため。もっときつく、固く足に布を巻きつけるのです。
この施術をするのは、少女の母であり、祖母であったといいます。泣き叫ぶわが子の骨を折り、膿ませ、小さい小さい足をつくる…。でもそれは、愛情ゆえのこと。当時の中国では小さな足は幸せな結婚のためのパスポートだったのですから。
なぜ、それが幸せな結婚へとつながったのか。
それは当時の中国人男性にとって、纏足がとてもセクシャルなものだったからなのだとか。確かに今でも女性の脚をつい見てしまうなんて話はよく聞きます(相方もそうです…笑)。つまり、小さな足はセックスアピールだったんです。まあ、調べたら、それ以上に「性的興奮」をもたらすものだったようですが、ともかく小さな足に興奮したらしいです。なにしろ、お嫁さんの足を見て、纏足だったら「いい嫁をもらった」といわれ、そうでなかったらガッカリされたというエピソードもあるそうですから、纏足が女性の魅力を語るうえで大切な要素になっていたことは間違いないようです。
そういう歴史を知って、山本さんの作品を思い出すと、エロティックな輝きを放っていたのはしごく当然のことだと納得しました。それにしても、当時の理想とされる足のサイズが9センチというのですから、ビックリです。
9センチ!?
あり得ません。
さらにアホなわたしは好奇心からお風呂で温めた自分の足を内側にうにょーんと曲げてみました。とても9センチにはなりません。というより、痛くてすぐに「あーっ!」と降参(爆)。…ふつうやらないって言われましたけど。でもね、試したくなってしまったんですよ(笑)。
調べていたら、纏足の女性のレントゲン写真も見つけることができました。それはもう、人の足とは違うものに見えました。
この世には不思議な風習があるものです。そう考えたら、わたしが高校生のころにはいていたルーズソックス(もはや死語でしょうか?)だって、すでに「不思議な風習」になっているのですから、なにがきっかけでおかしな風習が定着するのか、わからないものです。願わくば、それが痛みや悲しみを伴わないものだといいのですけれど。
あ、山本さんの作品からずいぶん話がずれました。でも、作品を観ることによって、わたしの世界がちょっとだけ広がったのですから、作品との出合いもまたご縁。ありがたいものです。そして教えてくださったTさんにも感謝です。
なお、個展は明日まで福岡市警固にある「手の間」で開催されています。よかったら、ぜひ妖艶な山本ワールドを体験してみてください。オススメです!
ランキングに参加しています。ヤズが好きな方も、苦手な方もポチリと押してくださったらうれしいです。アリガトウゴザイマス。感謝♪
というわけで、
今日もごちそうさまでした♪
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